あんかけが書く

かきたいことをかきます。

マッチングアプリを触った話

 急に仕事が忙しくなったため、まとまった時間でガッツリとゲームする時間が無くなってしまった。気持ちよく勝って気持ちよく寝る、という黄金ムーブが無くなった今、俺にできる事は非常に少ない。ゲームがしたいあまりに、いつもいるdiscord鯖を帰りに覗くと、いつものようにスマブラをする2人がいつものようにスマブラをしていた。

 その中の一人を見てとある思い付きをした。

 

マッチングアプリで俺のプロフィールそのままのネカマやったら何か見えるのでは?』

 

 たまたま見た友人がマッチングアプリユーザーだったため、その流れの発想である。すぐさま友人からマッチングアプリについて聞きだし、適当なサービスに登録*1。以下のような女性が出来上がった。

 

名前:ゆき(仮名)

年齢:俺と同い年(四捨五入して20歳)

身長:1〇〇cm*2

趣味:ゲーム、旅行(ゲーセン遠征、なんかイベント)、インドア派

何かひとこと:対戦ゲーム、いろんなアーケードゲーム好きです!いろいろゲーム教えてください!

 

 地獄

 

 プロフ写真は一度パスして適当に細かい項目を埋める。

ゲーム

Q1.好きなゲームは?

A2.パラッパラッパー

Q2.今ハマってるゲームは?

A2.ペルソナ5 ザ・ロイヤル

Q3.どんなゲーム遊ぶ?

A3.対戦ゲームとか

Q4.どんなゲーム一緒にやりたい?

A4.対戦ゲーム

Q5.一番最初に遊んだゲームは?

A5.カードヒーロー

Q6.今気になるゲームは?

A.6.ストリートファイターVグランブルーファンタジーバーサス

 

 地獄

 

 こんな同年齢女性はいない*3

 

 とりあえず登録する。友人曰く「10分くらいでいけるんちゃう?」とのこと。適当に待つためスマブラで待機。

 

 10分後、通知が3件。写真を登録していないにもかかわらず、3人の男性から連絡が来る。顔写真が無いマッチングアプリユーザーに不信感は無いのだろうか。とはいえメッセージは「これからよろしく」的な定型文っぽいものであった。こちらからも定型文であいさつしておく。

 友人からのアドバイスで写真を登録しておく。「女性 フリー素材」で検索して出てきたものを貼り付ける。背景とか写りが良すぎるのはあるが特に重要ではない。承認を終わらせるまでの間また1つ申請が来た。おそらくプロフをそこまで見ていないのだろう。

 

 プロフィールに画像が付いた瞬間に溢れんばかりのメッセージが飛んでくる。俺が一生関わりそうにいない陽キャ写真アイコンとともに来る無数のメッセージ。怖くなって一度アプリを落としてしまった。

 普段から本能的に避けている人種から飛んでくる言葉にはなぜか怯えてしまう。見直してかいつまんでプロフィールを眺める。ある程度は趣味を合わせてくれるようだ。「好きなゲーム」の項目を眺めると「荒野行動」「CoD」「Fortnite」だった。メッセージのやり取りを載せる。

 

『はじめまして!

 ゲーム好きなんだー!!!

 めちゃいいねー!

 よろしくねー!😀』 

「ありがとうございます!」

「○○さんもゲームされるんですね」

『ゲームはよくする(笑)』

『なにやるのー??』

ストリートファイターV

『まさかの格闘系(笑)』

「結構好きなんです」

『俺は荒野行動めっちゃやってる!』

 

飽きた

 

『はじめましてなんちゃら』(定型文)

「よろしくおねがいします」(定型文)

『返信ありがとー』

『趣味が似てたから送った!』

「みたいですね、私もゲームって書いたので」

『珍しいね、なにが好きなの?』

「対戦ゲームとか音楽ゲームとかです」

『ガチじゃんw』

『俺あんまりやらないな』

 

飽きた

 

  とまあ、多種多様な声のかけ方があった。話を聞く(見る)だけで結構体力を使うものである。疲れたのと飽きたのとでさっさとアカウントを消してゲームをした。

 

 思ったこと

  • めっちゃ人の話掘り下げようとしてくるの久々で新鮮
  • 「私を求めてる」感覚いい、姫になりてえ
  • でもマッチングアプリは俺に厳しい
  • 趣味から会話しようとすると完璧に合わないと会話を進めるのが難しい
  • そもそも他人と会話を広げようとするのが無理
  • 世の中の恋人がほしい男性のバイタリティはすごい
  • 男がアプリで出会おうとすると数百の同性と争う
  • 俺が出会いを求めて関係を深めようと何かするのは絶対に縁のない行為

 恋愛とか男女のなんかに対して意欲的な人たちの勢いとかは思っている以上にものすごい。最近の若い人達は結構そういう気概があるのかもしれない。楽しそうで何よりである。

 

 俺みたいな人もマッチングアプリを使って遊ぼう!

*1:使ったサービスはサービス側のイメージに関わるため伏せる。スクショも同様。

*2:ガイルと同じ値

*3:いたらごめんなさい

52つめのすきなもの 『ARMS』

 最近はGBVSでやべーやつにボコされているが、発売日から1週間のゲームはわからないムーブで目の前の「クソ」を叩きのめしあうものになるのが当然である。負けるのは前提としてそこから強くなればよいのだ。それはともかくアークはファスティバに全身無敵対空か弾抜けラリアットを出せ。

 

 流れを掴んでやるかやられるかの殺伐としたゲームをしているとゆるめの対戦ゲームが懐かしくなる。今回は頭に浮かんだゲーム、「ARMS」の話。今日の昼頃に急に頭に浮かんでしまった。

 「ガンダムVS」的な視点で戦う3D対戦ゲームで、のびーる腕でボクシングをする。装着する腕はオーソドックスなものからジャンプに強いとか盾になるといった長所があり、それに加えて属性の概念がある。

 ガード、攻撃ボタン長押し、ダッシュボタン長押しでチャージし、チャージしきると属性攻撃できるようになる。初期は起き攻めのダウンが取れる炎属性、無抵抗にできる雷属性が猛威を振るい、だんだんとワンパン凍結ハメのある氷属性も注目された。爆破属性は登場からずっとクソであった。

 

 2017年、Switchが発売されてから少し経ったくらい*1に発売された。Switch発売前より大々的に告知され、ぼくの心を鷲掴みにしてくれた。コミカルなデザインとそれを良い意味で裏切ってくれそうなアームカスタムによる奥深い対戦は期待させてくれた。

 もちろん発売日に購入し、チュートリアルとしてストーリーモードを回って全キャラ触っていた。一番扱いやすかったのはメカニッカだったが、機動力と「投げをガードから弾ける」使い勝手からスプリングマンに乗り換えた。

 

 

 キャラの話をしよう。このゲームのキャラ差は当たり判定、腕の太さ、スピードに加えて特殊能力によってついている。みんなそれなりに尖っている要素があり、そこでじゃんけんをするイメージだ。

 

スプリングマン

 スプリングマ

 みんな大好き主人公。公式絵のおかげでピザ食ってる印象がある。特殊能力は「チャージ解除時に種撃破を出し、相手の拳を弾く」「体力1/4で常時チャージ」の2つ。ぶっちゃけ後から出てくるARMS会長の下位互換なところがある。

 ぼくはガードでチャージしつつ相手のパンチを落として反撃するような差し合い気味の立ち回りをしていた。基本的に全キャラやるべきこと*2が大きく変わらないため、自分の思うようにアレンジを加えられる。まさしく主人公性能をしている。クソ度は低い。

 

リボンガール

 リボンガール

 特殊能力は「空中ジャンプが3回*3」。しかも急降下。ジャンプするたびにするハミングが心地いい。が、ジャンプ中のキャラに攻撃を当てにくいこのゲームではよく見て着地にパンチを合わせなければ一生ダイナックルの如くパンチが降ってくるのでいかにこちらからコーナーに追い詰めてしばき返せるかが重要。

 そんなにランクマにいなかったおかげで命があるが、もし人気キャラであればハゲていた。

 

ニンジャラ

 ニンジャラ

 特殊能力は「ガード硬直中と空中ダッシュで姿が消える」。初期はジャンプ→空中ダッシュ(消える)→パンチor投げ(出現)で見えない二択をされていた。クソ。スプリングマンはタイミング見て衝撃波で拳を落として反撃で対策していたが他はどうすれば良いだろうか。

 逆に使ってみるとガード後勝手に消失ステップするのが使いにくいのと結局はダッシュでしかないのであんまり使えなかった。ガード後のステップ有無選べれば悪さができそうだと思った。

 個人的にデザインが良いと思っている。あと同名のゲームがSwitchで開発中になっているが全く続報がない。ちょっと面白そうなのでガンホー開発陣がんばってほしい。

 

マスターマミー

 マスターマミー

 特殊能力は「スーパーアーマー」「ガード中回復」。一番最初はチャージ無しをアーマーで取って反撃に投げて火力取れると思ったが、当たり判定のデカさも相まって普通に固められて死ぬのでお蔵入りになった。

 ARMSのデカパワーキャラ枠だが他ゲーと同様キツい。距離を詰めようにも移動系の性能が死んでいるのでちょっとずつ寄るしかなく、アーマーは属性攻撃で剥がれるので苦行だった。

 

ミェンミェン

 ミェンミェン

 特殊能力は「ダッシュと反対側に蹴りを出し相手のパンチを弾く」「左腕フルチャージと投げ時、ダウンまで腕強化と常時チャージ状態に変化」。蹴りはあまり実感ないが腕強化が強い。無限に飛び道具が出たり強くなった腕で判定勝ちしにきたりする。なかなかテクニカルなキャラであるがあまり肌に合わず断念。対ミェンは五分で結構楽しい。相手が左腕で何したいのかある程度考えておかないと終わる。

 漢字で書くと「麺麺」の中華娘。めっちゃかわいい。

 

メカニッカ

 メカニッカ

 特殊能力は「攻撃中とダッシュ中にアーマー」「ホバリング」。弱キャラと言われていたが公式大会で優勝者がメカニッカであったりやれるキャラかもしれない。

 ランク1ケタの頃にメカニッカで頑張っていたが、初心者向けな気がする。マミーよりはある機動力、空中でホバー移動して軸ずらし、アーマーで誤魔化して反撃と融通は効く。ただし初期装備のハンマーの軌道が使いにくいことと小型三段パンチの後隙が3年あることに注意しなければならない。

 キャラ選択時ボイスの「メカニッカ!」がかわいい。「参加するための能力がなかったがどうしても出たくてロボット作った」設定もすき。あと迷彩カラーもすき。

 

ツインテーラ

 ツインテーラ

 特殊能力は「セレブオーラで相手のパンチを遅くする」。本当にうんち。空中でオーラを出し浮遊しながら軸をずらしつつ様子見が強い。オーラでパンチはハエが止まるスピードになるので見てから反撃という形になる。

 こいつの初期装備の氷属性グローブはチャージ回転率の良さから先述の凍結ハメによく使われていた。固めから抜けないと無限にパンチされる。

 発売当初にケツがエロいと話題になった。実際プレイ中は彼女のケツが画面中央に来るので見てしまう。

 

バイト&バーク

 バイト&バーク*4

 2体キャラがいるが、バイトのみを操作する。特殊能力は「バークがたまに勝手に攻撃する」「バイトがバークに乗ると大ジャンプする」「ラッシュ時は合体して機動力上昇」。全然見たことがない。マジで空気。基本的にバークを盾に立ち回る感じが強かった気がする。

 こいつの「最初の選手資格調査の時に合体していたせいで2体いることに気がつかず、合格させたら試合で分離してきたが今更不合格にできなくなった」設定がすき。しっかり調べろARMS協会。

 

キッドコブラ

 キッドコブラ

 特殊能力は「チャージ中ダッシュがステップとなる」。こいつはずっとそこそこ強かった印象。速い部類のくせに腕が太く*5、投げも強い。正面から殴りに行ってもガーキャンステップで不利になるため、崩すのが難しい。

 キッドコブラステージは公式大会も禁止するほどのクソステで、中央の足場を先に取れば勝ち同然であった。この足場は自分の思うまま、そこそこのスピードで動かせる上にジャンプもできるため、足場によって別ゲーになった。

 

DNAマン

 DNAマン

 特殊能力は「胴体を縮めてパンチをしゃがんで回避」「動体を伸ばしてスウェーで回避」「煽り性能が高い」。

 こいつだけ動体を伸ばして左右に動くことで後隙無しで回避ができる。自動誘導のないグローブの場合、当てにくくなる。非常にトリッキーな動きができるが、機動力はそこまでない。こいつだけ違うゲームをしているまである。

 触って全然わからなかったことと使われることがほとんどなかったので書くことがそんなにない。つよい人のDNAはつよい。

 

マックスブラス

 マックスブラス

 特殊能力は「チャージ解除で衝撃波」「フルチャージでパンプアップし、スーパーアーマーと常時チャージ付与」。

 能力が強い。うんこ。本当にうんこ。でもかっこいい。

 

ローラポップ

 ローラポップ

 特殊能力「ガードしながら移動」「空中ガードと派生着地」。

 守りの性能が良い。空中ガードでポヨンと跳ねるため、それを生かして読まれにくい動きができる。ダッシュは少し残念。実装当初に気に入って長く使っていた。

 ローラと同時に出た「相手の腕を反射する」グローブがめちゃくちゃ楽しい。ガードするか反射するかじゃんけんで1年遊べる。絶対に触って欲しいキャラ&グローブのひとつ。あとかわいい。女性陣のなかではイチオシ。

 

ミサンゴ

 ミサンゴ

 特殊能力は「精霊の力で火力、スピード、チャージのどれかを強化」。

 モードチェンジまでが長い割に切り替えは時間経過なのでちょっと使いづらい。相手にも見ないし自分でも使わない系のキャラ。同時に追加された毒属性組が癖強くてこれらも扱いにくい…。でもステージの神聖っぽい雰囲気はすき。

 

スプリングトロン

 スプリングトロン

 特殊能力は「チャージ解除で衝撃波」「フルチャージからさらに溜めると常時チャージ状態に加え大きな衝撃波を出し、動いている相手の腕を一定時間動作不能にさせる」。

 基本的にスプリングマンと同じだが体力が減った時のワンチャン要素がない。ただしフルチャージはマックスブラス並みのリターンがあるおかげで優位状態を保ちやすい。能力が同じな分、立ち回りはそこまで変わらないため、マンとトロンは気分で切り替えて使っていた。こちらはびっくりして腕を伸ばした奴からボコボコにできる。わからん殺し。

 

ドクターコイル

 ドクターコイル

 特殊能力は「空中浮遊」「空中ガード」「チャージで3本目の腕が生える」「起き上がりと一定時間ガード時に姿を消す」。

 「理論上最強!!!」と公式から言われ参戦したが扱いの難しさに元のキャラに戻る方が多かった。それでも常に空中にいるため軸を合わせてパンチを当てるのが難しかったり長めのガーキャンステップから距離詰めて圧をかけたりしてくる。対策という対策は難しいがしっかり小ネタを理解して何されるか知らなければならない。

 ぼくは慣性乗った動き方にイラついてやめました。

 

 キャラは以上。

 

 ここから一つ一つアームの話を…と思ったがそんな体力は無い。コンパチがあるとはいえ42種類も書けない。ぼくは入れ替えが何度かあったが、なんだかんだ右手牽制雷左手火力炎に落ち着いた気がする。ランク15から無限にマックスブラス会長が出てきて投げて以来やっていないかもしれない。今Switchを確認するとランクは16だった。今ならもう少し頑張れると思う。

 

 それくらいのウデマエの方、対戦募集してます。

*1:6月

*2:やれること

*3:普通は1回

*4:人型がバイト、犬型がバーク

*5:若干グローブが大きくなる

しゃつの話

otackma.hatenablog.com

 なにやら酒を飲んでいる間に互いの話をすることになってしまったようだ。仕方がないのでこいつの話を書く。自分の話はここに書かれている。
 彼の話を邪魔しないように先に感想文でも書いておく。俺は俺が楽しく思うように生きてきただけで俺個人に対するくだらない考察だのありがたいご意見だのは気分が悪い。事実からその裏まで考えて推察しようとする彼と事実から感じた気持ちそのままの俺とは文章交換の相性が良くない。
 ただ、あんかけスターターセット*1の一つは入るくらい「俺に対してどういう感想を抱くか」を記したテキストである。読むのは推奨しないかもしれない。

 

 本題へ。


 俺フィルターを通して見た彼の話だ。
 彼がしている様子から俺が感じるものから書いていく。

 

 彼はやたら活動的である。学生時代、車の免許を取ってからは月に1度はどこかに出かけていた気がする。海とか山の写真をTwitterにうpしていただろうか。そしてそれらは大抵誰かを伴ったものである。関東に来てからもそうだ。それなりの頻度で今の学校の友人、関東に来た共通の友人、俺とかを連れて出かける。彼の出かけた先の話はちょくちょく聞くが、目的地に一貫性がない。関東に来てからなら山に登ったと思いきやテーマパークに行き、俺と共通の友人と彼で顔を合わせたときはゲーセンに行って終わりにしようとした。
 家と学校仕事場とゲームの何か以外の場所に出ない俺と対照的である。何が彼を動かすのかは知らないが。
そして上記のゲーセンの話しかり、彼との行動は目的を持たないように見える。彼は俺を連れては延々と「過程」をさせる。彼の車に乗るたびドライブと称して大きな寄り道をさせられる印象がある。
 以前、「無意味の中に意味を見出し思い出とする」ということを熱く話していた気がする。確かに俺の記憶に残っている。

 

 また、彼はよく話をしてくれた。他愛もない日常会話から彼が造詣の深い音楽の話、男女比は同じではない理論を語る回もあった。なかなか彼も普通にはない考えを持つ奴であった。
 逆に俺が話を聞かれるとあまり噛み合わない。なんというか、考えずにした発言とか微妙に濁したい話題を掘り下げるようなことをする。俺は考えずに口を動かすので内容は無いのだが、さらっと流れると思った話題に食いつかれると口が止まってテンポが悪くなる。故に、彼との会話にはちょっとだけ考えるようにはしている。

 

 多分表面から読み取られる人間性は正反対である。しかし根っこの部分は共通する因子がある。そう、今の語彙力で言い表すのは難しい。
 鏡を見る気持ちに近いだろうか。俺は朝起きてもシャワーを浴びても鏡を見ない。鏡の向こうに必ず自分がいて、気味悪くボケた顔をしている。でもそれは自分である。………これは違う。
 ものすごく微妙な感情である。

 

 とはいえ、正反対なおかげで俺は彼に振り回されてどこかに連れ出されるし、友人ともどこかで会うきっかけになる。社会に向かない人間同士仲良くしていこうじゃあないか。
 きっとこれからもお互いクソッタレな人生のイベントをこなしながらそこらをほっつき歩く。今月か来月あたりには1日中お散歩しよう、なんて話も上がっている。この文章を読んだ彼がどんな感想を抱くかは知らないが、その辺の話でもするんだろう。
 これからもいつも通りお話してくれれば嬉しい。よろしく。

 


 ここからは俺が勝手に抱いた「微妙な感情」の話である。
 昔からある手法だ。どうせこんなところまで見て全文読みたかったお前だ。絶対に読むだろう。出そうか出さないか悩んで出さないことにしたが、出したかった「俺」の最後の抵抗だ。

 きっとこの感情は「恐怖」とかに近い。

 彼は大抵ヘラヘラとした顔*2で話をする。声を出してそれらが意味を持ち始めると聞き手の俺にとっての地雷を踏み抜いていく。言葉に限定せず意味を持つものである。彼は俺の地雷を踏む確率が高い。狙っているのでなければ彼の興味と俺の気持ちはそこがうまく噛み合っているのだろう。そう、センシティブな部分をつつくのがうまい。
 尤も、俺の嫌な話を誰かに出すことはそうないわけで、「気が付け」と言うのも酷であり、俺からしても嫌なワードは嫌なのだ。
 きっと彼もこの文章を読むし、ここまで読んでいるのだろうが気にすることはない。そもそも彼の言動をどうこう指定させるほどの権力は無い。言葉も文も解き放った時点で誰かの感情をプラスにもマイナスにもできる。俺にとってはマイナスになる確率が高いだけだ。

 これからもいつも通りお話してくれればいい。よろしく。

*1:急に浮かんだ概念

*2:昔に「お前頭やられてる人間の顔してんな」と言った

後輩2人の話

 ぼくは一応「学校」と呼ばれる教育を受ける機関で時間を過ごしたことがある。そこでできた交友関係に同級生も先輩も後輩もいる。
 今回は後輩2人の話。書けと言われたので2人分を書く。とりあえずAとBと名付ける。ちょっと前に深夜のクソ寒い公園に呼び出され、限界アルコールドリンクパーティー*1をしたのでその辺の話まとめて書いてみる。

 

 Aは10年くらい前から存在を知っていた気がする。たまに喋ることがあり、なんかゲームする時に呼びつけることがあった。気がついたら過去問せびってきたりしていたのでよくわからない。でもたまにするツイートから限界みとオタクを感じるのでわりと心を許している。
 会って喋ると結構無茶苦茶なやつで、頭のネジが飛んでいる。限界会で柱に腰を振っていた記憶がある。あとはVCで息合わせたいゲームで「じゃあ集中するんでミュートしますね」といって1人孤立していたこともあったか。ちょっとやばい感じが増してきた。
 表面上は会話もできるしかしこい人間なので多分これからも生きていけると思う。

 

 Bは限界である。こっちと知り合ったのが5年くらい前。Aと遊んでいる時にBがいたのでゲームでしばき合ってから平均週2でゲームしている。
 酒飲みながら一緒にゲームやる分にはいい奴である。大抵のゲームが下手ではないのでいい感じに拮抗できる。ただしゲームモチベの波の高低がすごい。
 とは言いながら一緒に遊ぶことはそんなにない。「泥団子オフ放置事件」*2とか「食べたい鍋の具持ってきてと言ったらに生タコ持ってきた」とか「ゲームメンバーの初オフ対面に適当な紹介をしたので認識が雑」とか話のタネはあるがそんなに多くない。
 筋肉以外が死んでいるのでそれなりの人生をしてほしい。

 

 2人に共通して言いたいのは「今度そっち行ったらおいしいもん食べに行こうな」と「先輩やぞ」である。これからもちょくちょく遊びたいと思う。

*1:限界飲み会

*2:AとBとぼくで泥団子を作ることになったがAとぼくが雨でモチベを無くしたがBのみ現地で待機しそのまま待ちぼうけをくらった

田舎と都会の話

 地元はそこそこに田舎である。最初期に用水路の回であげた写真を見るとやたら草があったりする。そういうところが出身である。

ankakeassa.hatenablog.com

 

 そして今では関東に住んでいる。

 

 今回は対比を書けとのことだったので「田舎者から見た都会の話」という感じにしてみる。
 この辺りで暮らし始めてもうすぐ3年目に突入する。地元に戻っては『のんのんびより』のひか姉のような話*1をしている。なんならこのブログでもそういう話を書いていると思う。

 

 田舎から関東圏に住んで慣れなかったのは電車移動だろうか。決まった時刻に来る電車に乗り込んで詰め込まれた人間の中でしばらく待ち、着いた駅をさらに歩いて目的の出口を探す。ここにさらに乗り換えが絡むと地獄である。なぜ建物の中をここまで歩かされるのだろうか、なぜ人は目的地を目指すのかと余計な考えが頭をめぐる。
 地元の駅(?)は迷う要素がない。入り口からホームは見えるうえに、ホームは一つしかない。20歩で着くためやたらと歩かされることはない。駅がある時点で田舎ではないのかもしれない。
 そもそも、地元の移動手段は車であった.1時間に1本来るかくらいのバスだの電車だのよりもいつでも家から出られる車が便利すぎる。一家に1台どころか、家族であれば夫妻で2台+子供の1台があったりする。思い返すとなかなか異常である。

 

 都市部が電車+歩きで完結できるのは駅周辺で全て完結するからである。少し歩けばスーパーもコンビニも必ずある。最低限食料は買えるのでぼくみたいな引きこもりには何も問題ない。
 田舎は店が無い。いや、無いことはないが歩きや自転車で行ける範囲に店が無い*2。車で出て食料、日用品、服を必要な分を多めに買い込んで次の買い物まで過ごす方が楽である。
 これらをこなす大型SCという施設に行くことが生活でイベントとなるため、これらはもっぱら休日に行われる。買い物は娯楽の一つである。ちなみにAmazonは注文から3日くらい。関東は翌日に届くので驚いた。

 田舎でのイベントとか娯楽はそうない。先述の大型SCでなんかあるか、県主体でやるような規模のものがあるかくらい。市町村だとか自治体の何かはそこそこの頻度だが、そこにいるのは運営かそれと仲の良い近所の人である。そうでもない土日はキジバトの鳴き声に合わせた縦ノリで1日が終わる。
 で、関東。つねに何かやってる。ぼくの趣味ならゲームの何かとか同人系のオタクイベントも会場は東京神奈川千葉で、それら専門の店も結構ある。一般的な方面でも無いものがないくらいにはある。休日のやることに困らなさすぎる。

 

 そういうこともあり、幼少期から都市部に住んで人間とか文化に慣れておく必要があるなという考えである。人の少ないところでのびのびと生きた人間がいきなり人混みにぶち込まれると何というか困ってしまう。
 世の中にはいろんな人がいて、道端に座り込むやばそうな人とか急に始まる喧嘩とか電車で飛ぶ怒号とか、意味のわからない悪意とか理不尽とか。田舎には人間の数が少ないおかげで見つからなかったやばい人間が急に都市部で目に入る。実は世の中、思ってるよりはるかに地獄かもと思う。

 

 話がまとまらなくなってきた。

 

 生活するなら都会、過ごすなら田舎。そんな感想。なんやかんやで地元に飛ばされる可能性があるのでちょっと悩みながら話を書いた。しばらくは関東でしぶとく生きたいな。

*1:ちょっと盛った都会の話

*2:歩いても景色が変わらないのでただただ移動が苦痛なのもある