あんかけが書く

かきたいことをかきます。

4つめのすき『パラッパラッパー』

 突然だが、最近ぼくがプレイしたゲームを羅列してみる。splatoon2ゼノブレイド2、スマブラfor、paladins、ポッ拳skyrimカービィ………。去年の今頃にswitchを買ったのでそのソフトが多いというのもあるが、任天堂がほとんどだ。産まれて初めにゲームボーイを触り(第1回参照)、もう少しぼくが成長するとスーファミを遊び始める。そして友人宅に入り浸りピクミンやスマDXを知り、後にこれまた頼み込んでwiiを買ってもらう。その時のソフトはwiifitだった。

 家には初代PSとPSXがあったが、任天堂ハードしかやらなかった理由は思いつかない。当時は今ほどゲームをしなかったため、ゲームに関するニュースもほとんど知らなかった。他にも、周りにプレステシリーズの話をする人間が無く、オンラインプレイをするソフトも知らなかったというのも要因の一つだろう。中学時代にモンハンが流行るまで特にソニーハードに入れ込むことはなかった。

 しかし、これまた小さな頃に遊びに遊んだソフトがソニーハードにある。それが『パラッパラッパー』だ。
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 ぼくは小中学生時代、これ以外でPSを触ることはほとんど無かった。ハマった時は他のゲームと進行しながら月に5回、1日3時間ほどやっていたと思う。この時やっていた他のPSハードのゲームもそのうち書くつもりだ。

 

 このゲームは1996年にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売された音ゲーだ。音ゲーとしては最初期も最初期である。息の長い有名な他のゲームと比べるなら、『beatmania』が1997年、『太鼓の達人』が2001年。変わり種を挙げるならば、かの『たけしの挑戦状』の2Pコンのマイクで歌う場面を音ゲーとして1986年。ぼくが生きていたわけでもなく、親父の金玉を泳いでいる時だが、まだまだ発展途上の時代だった。その頃にできたこのゲームを説明する。

 

 このゲームのクリア目標は今の音ゲーにはよくある「一定以上に良い評価でプレイを終える」だ。評価を上げるためには先に流れる先生のお手本に合わせて同じ動作をする。この流れは下の動画を見たほうがわかりやすいかもしれない。動画の冒頭にストーリーがあるので2:00まで飛ばすのをおすすめする。

PaRappa The Rapper - Stage 1 - YouTube

 主人公パラッパはボタンに合わせて動くだけでなく歌うのだ。すなわち、ボタンを間違えれば歌詞を間違えてしまう。これでは周りも盛り下がる。この辺りはbeatmaniaに近いものがある。

 評価を上げるために先生の真似ばかりしていても、先生よりCoolになることはなかなか難しい。世の中は破天荒な方がウケが良いのだ。なんと、このゲームでは先生のお手本を無視してノリにノッたアレンジを披露するとさらに評価が上がりやすい。こちらの動画を見てほしい。こちらはプレイ部分のみなので飛ばす必要はない。

パラッパラッパー 1 - YouTube

 先生よりもノリノリにアクションを行うと

「もう教えることはない、勝手にやれ」

と言わんばかりに先生は飛び出し、一人で歌って踊ることになる。一人では譜面が無いため自由にリズムを組み合わせて遊べる。一人ではあまり上手くできないと先生は帰ってくるので、普段はうまくいかないとしても、少し背伸びして遊ぶこともできる。

 

 ステージは全部で6つあり、ステージごとに場面と曲と先生が変わる。どのステージにも個性豊かな先生が待ち受けている。ぼくのお気に入りは2面と4面だ。2面はパラッパが免許取得のためにラップしながら教官の先生と運転練習、4面はパラッパが憧れるヒロインのサニーちゃんのために料理番組に出演している先生とケーキを作る。歌詞は英語だが日本語字幕もあり、聞き取りやすく十分にノれる。特にお気に入りのフレーズは

The other day I was called

こないだワタクシを
a little turkey

ターキーって呼ぶ方がいらしたけど
But I'm a chicken, got it?

ワタクシはチキンよ
Ya beef jerky!

このスットコドッコイ!

 

以下より

歌詞&コマンド(ステージ4)

ここだ。散々喋ってからさらにためて「Ya beef jerky!」が出るので印象に残るというのもある。なにより聞いてて気持ちがいい。

 最後の6面も、順番にプレイしたからこそ「こいつ(パラッパ)も成長したんやなぁ」と思えるようなギミックがある。それについてはここで伏せる。

 

 さらに、このゲームには続編、『パラッパラッパー2』がある。(画像はbest版)
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こちらはPS2ソフト。こちらもシステムは同じなので詳しい説明は割愛する。

 初代からボリュームアップして全8ステージ。音もきれいになってよりパラッパラッパーの世界に没頭することができる。こちらのお気に入りは1面と5面だ。歌詞の内容はただハンバーガーを作ったり(1面)散髪をしている(5面)だけだ。そのはずが音も演出も初代から進化しているおかげでさらに楽しめる。曲調も豊富でポップ系からチップチューン風アレンジまで様々。これもすきだ。

 

 番外編として『ウンジャマラミー』というソフトがあるがこちらは未プレイ。ラップを歌ってアクションするのではなく、主人公ラミーがギターを引くようになる。そのうちハードと共に集めてプレイしたい。

 

 曲はステージ内のもの以外もすきなのでサントラも買った。左が「パラッパラッパー1サントラ」、右が「パラッパラッパー2サントラ」。
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ぼくはよく車で2面の曲をかけつつ「Step on the gas!!!」とかパラッパと一緒に歌っている。隣の車から聞こえたらぼくだと思ってほしい。

 

 これ以上話すと「初代の3面の連打」とか「2の3面の先生」とかよくわからない部分について書き始めるので今回はこのあたりに留める。もし書きたいと思ったらまた別記事で書こうと思う。

 次回もゲームソフトについて書く予定。

 

 

2018/3/18 追記

 現在のパラッパラッパーを書き足しておく。パラッパラッパー初代はPSPPS4でリメイク版が出ている。もしハードを持っているなら、購入を検討して頂きたい。