あんかけが書く

かきたいことをかきます。

21つめのすき『出かける日の朝』

 なんだかんだぼさっとしてたらあれから1ヶ月経った。都会の空気はまだ慣れない。30回は乗ったこの電車もまだ乗り換えを間違えたりする。

 ホームに着いたら着いたで人の多さに目が回る。階段を1段降りる度、電車を待つ人の列が1列増える。その1列もまた長く、どこに行けばいいのかと悩む。

 

あれ

片道切符 - あんかけが書く

 

 さて、そんな平日の電車はすべてぶん投げて今日からGWに入る。予定としては帰省してすべて地元で過ごす。どうせこちらに住んでいても出かけないなら地元でのんびりとした方がいいと思った。

 GW初日の朝はそんなにいつもと変わらない。目覚ましを止め、洗顔を済ませる。いつも通りの行動でもGWという要素があれば気分は全く違う。テンションは少し高い。あいさつも少し大きな声になる。

 そういえば昨日は「帰りてえ」を連発していた。隣の席の人と「明日GWっすよ」「帰りてえ〜〜〜」。そんな感じの会話をしていた。

 余計なことを思い出しながら荷物をチェック。自分でも不思議なほど膨らんだリュックサックから忘れ物の確認。そのままリュックを背負って外へ出る。

 外はいつもと変わらない通勤ルート。ほぼ毎日この道を歩いていたが今日は足取りも軽い。道行くおっさんもスーツの人は少ない。軽やかなおっさんが多い。全員がスーツでのそのそと行進するよりもこれくらいゆるい雰囲気の方がすきだ。

  駅で切符の使い方を聞き、ホームで電車を待つ。暇なので余計なことも考える。

 朝飯が食べたい。喫茶店に行こうかな。面倒だしマックでもいいな。その後は時間があるのか。あ、手土産を買わなければ。あいつは決まったがあいつは決めてない。考えないと。疲れたくないし座りたい。流石に席は空いてるだろう。

 

 

 

 うーん、今日は何をしよう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところで、「実家に泊まる」ってなんか慣れない表現ですね。