あんかけが書く

かきたいことをかきます。

ぐだぐだと

 せっかくのGW、休まなければ損だ。今週中ばかりはぼくも一人の若者として地元に帰る。帰る理由はいくつかあったが、何より「人」が恋しかった。

 ぼくは会話したことのない人間をモブだとかNPCだとかだと思って生きている。もちろん、何度か会話すると「面白いな」と思って「人」に認識が変わる。最近知り合った方には非常に失礼な表現かもしれないが、あまり気分を悪くしないで頂きたい。他人から知り合いへの移り変わりをひねくれて書いたようなものだ。

 

 地元へ行く日は朝から出かけ、昼前に手土産を買った。ある程度の要望や好みは考えていた。なんとなく顔を思い出してにやけた。土産は買うのも買われるのもすきだ。買う時はなんかいい感じのものを選ぶ。選ぶ基準はなくほぼ直感だ。だが大抵うまくいく。喜んでもらえたらなによりだ。

 

 実家へ行く前に友人宅をはしごした。久々に見る友人はまだ元気そうで安心した。そこにある見知った顔は日常の体現だ。

 いくら電車に乗って勤務地に行くのが普段の生活だとしてもまだ1ヶ月。学生として過ごした何年かと比べれば数%なのだ。振り返ればちょっと長い旅行から帰ってきたくらいの気持ちだった。

 酒をあおったりゲームでチンパンしたり楽しんだ。思いがけない友人と遭遇することもあった。なんともいい時間だった。

 

 Twitterで何度か言っているが、ぼくは今住んでいる場所ではゲームの話をする人がいない。同郷の親しい人間を除いてしまえばそこまで会話がない。当たり障りのない話を繰り返す。酒にパチスロ、技術ネタ、自分語り。何が楽しいんだ?すきなことを語るのは構わないがお前のすきなことが全員すきだと思うなよ、と。

 

 その毎日からゲームで盛り上がった数日は楽しかった。心の底から戻りたくない。ゲームしながら酒を飲み、画面エフェクトで一喜一憂するのが楽しい。この間にまともな会話はないがコミュニケーションの1つだろう。言葉よりも自分がどんな奴かをはっきりと示すことができると思う。少なくとも不器用な自分にとってはそうだ。願わくば毎日遊んで暮らしたいものだ。