あんかけが書く

かきたいことをかきます。

33つめのすきなもの『蝉時雨』

 今記事書いてんだよ!!!!!!!うるせーぞ!!!!!!!!!

 

 近所に木の植わったちょっとした公園があるせいか、そこそこの数のセミが一斉に鳴いている。この時期はいくつかの種類が一斉に鳴くものだから、少し離れてしまえばテレビの砂嵐の音と変わらない。

  こんな書き方をしてしまえば風情もへったくれもないが、蝉も立派な夏の季語である。鳴き声を聞けば「あ、夏だ」とわかるほど、その感覚は結びついている。小学生の頃にラジオ体操をしていた広場に蝉が多かったからだろうか。

 

 朝早くから木にくっつき、それから夕暮れまで鳴き通し。n年地面に籠もって幼少期を過ごし、成長して1週間これとは過酷である。平穏の限りであった子供時代から抜け出し、本能に刻まれた最初で最期の仕事(交尾)を行う蝉生。道に転がる亡骸には哀愁を感じる。

 

 そんな蝉達の命を燃やした鳴き声をぼくはあまり区別できない。ぼくは別に蝉博士ではないのだ。せいぜいツクツクボウシとミンミンゼミが限界である。この2種は名前の通りの特徴的な鳴き声のおかげですぐにわかる。

 ツクツクボウシは3段構成の「ツクツクホーシ!ツクツクホーシ!」「トゥクウィーヨッッッットゥクウィーヨッッ」「ヴィイイイイイイイイ………」が曲のようですきである。

 こんなサイトを見つけた。良ければ聞いてほしい。

セミの画像と鳴き声

 

 そして前者、ミンミンゼミ。どうやら今いる部屋の窓枠にくっついているようだ。うるさい事この上ない。よくまあこの炎天下でそこまで元気でいられるものだ。

 

 これも1つの風物詩。夏の最盛期のちいさな楽しみとしておこう。