あんかけが書く

かきたいことをかきます。

ゲームについて思うこと 『RPGの面白さ』

 前に書いたことがあるかもしれない。どこかで重複した内容があったら教えて下さい。

 

 RPGにはよくある話。誇張して書くと「ただストーリーをなぞるゲームに面白さはあるの?」という意見をたまに見る。

 

 オクトパストラベラーのレベリングをしながら思ったことをたらたらと書く。「ストーリーはすきだけどRPGというジャンルがあまりすきではない」という考え方の方にちょっとでも「ほう」と思わせられればいいな、くらいに思って書く。

 

 オフラインRPGは極端に言ってしまえばおつかいの繰り返しである。村の祭りのために隣町のかんむりを買ってきてほしい、お告げの通りに旅に出てみる、大きな国の兵士を目指す………。これらの行動にプレイヤーの意志はない。

 大きなストーリーにプレイヤーはなんの影響も及ぼさない。どれだけ頑張ってもパパスは「ぬわーーーーーっ!!!!」する。最近のゲームはそういった運命を変えられるものもあるが、オーソドックスなものはあまりできない。

 大筋の話に関与できない悲しさはある。これでは小説を読んでいるのと変わらないのだ。

 

 しかし、それらのイベントにどう立ち向かったかは誰もが違うはずである。

 これを読んでいるあなたはパパスを救うために何度も立ち向かった人?すべてを諦めて「にげる」を連打した?もしくは「ひとしこのみ」でステータスをカンストさせ勝ってしまった?

 人それぞれの進め方の結果、イベント後の感想もまた違う。この積み重ねが自分だけの話になると思う。

 

 ぼくも大していろんなゲームをやっているわけではないため、あまり良い例が見つからないが、ポケモンは今まで書いた要素が栄える(RPGとは別のジャンルかもしれないが)。自分の相棒と共に旅を続けるこのゲームには、キャラクターに愛着が湧きやすい。

 赤緑(FRRG)は最初にヒトカゲを選んだ。初っ端からニビジムで何度も負けたが、メタルクローで撃破。ハナダジムではラッタ、ピジョンで頑張るもののみずのはどうの混乱でやられる。どうしたものかと考えながらナゾノクサに出会う。

 などとジムに限って書いてもある程度は思い出せる。それだけ、どこで苦労してどこが楽しかったのか覚えているのだろう。思い出である。

 このヒトカゲは無事に進化し、何代目かの子孫と旅をしている。各バージョンに1体はいるはずだ。ヒトカゲリザードリザードンに進化させる度に初めての旅を思い出してしまう。

 

 RPGはロールプレイをするゲームなのだ。主人公、キャラクターになりきって1つの人生として楽しむのも悪くない。