ここ最近はゲームのイベントについて調べていた。理由と言ってもいろいろあるが、主としては次の岐阜スマが1ヶ月後*1というのもあり、何か面白いことができればという考えの元である。スマブラもゲームであるならば、同じように変わったことをやって盛り上げようとするイベントも参考にできるはずだ。
Googleで「ゲーム 大会」や「ゲーム イベント」と入れても具体的にどんな大会があるかまではわからないため、運営広報が宣伝に使うであろうTwitterで同じワードを入れてみる。こういう時、オタク的人間*2が多く存在するTwitterはありがたい。
プレイヤー、筐体を置くゲーセン、イベント企画団体・会社、販売開発元*3。ゲームの大会やイベントは主にこういった団体が行っている。正直、自由度の高さが述べた順に低まるため、イベントの面白さは述べた順になると思う。運営の名前は宣伝になるが、その分責任が重しになり「ちょっとおかしなこと」をするにはリスクが高まる。
それはいつかのネタに置いておく。
単純にゲーム大会として開催するのであれば、それは広めていきたい。どんなゲームであれ、界隈として盛り上げていけるのであれば別コミュニティでも協力したいものである。
ゲーム大会としての歴史は日本でも長く、ゲームセンター主催や某ゲーム雑誌主体での大会は'80年代前後からあるようだ。そして近年は競技性のあるゲームを用いて「Esports大会」と呼ぶこともある。Esportsがなんぞやというのはもう調べればいくらでも出る。割愛。
最近はこの「Esports大会」を銘打ったイベントも多く開かれる。ただし、Esportsを冠するのであれば、もう少し使用するタイトルを考えて欲しいというオタクの声を置いておく。
ゲームに興味のない人がなんとなくテレビを見て「Esports」呼ばれるタイトルを考えた時、スマホゲームが多い印象にある。専門番組としてEsportsが取り上げられても「Esports感」のないタイトルが多い気がする。
世界的にEsportsとして見られるタイトルはこういったものである。
2018年6月。賞金、各月試合数、メディア露出により判断。
ESPORTS GAMES TIERS 2018 - Smartcast
2017年1月。利用者数、賞金、試合数。
Esports Games Tiers - The Esports Observer
どちらも1年以上前のデータのため、断言はできないが、ゲームをする人間からは「それらしい」というタイトルが多い。対して、日本の言う「Esports」がこういったものになる。
ライセンス | 一般社団法人日本eスポーツ連合オフィシャルサイト
日本らしく格ゲー、パズルゲーが並ぶ。反対に、海外が扱うようなタイトルはあまり無い。R6S、CoD、スト5くらいである。いろいろ思うところはある*4が、タイトルは日本も海外と揃えるべきであると思う。
日本独自のタイトルで成長したとしても、海外で戦えないのであれば日本のEsports産業は国内止まりである。金儲けをするにしても将来性があまりないように思えてしまう。
海外タイトルのTier上位にはMOBAの頂点が並んでいるが、見てわかりにくいとはぼくも思う。知識無しで見てもキャラごとの特性、役割はもちろん、ルールもよくわからない。日本メディアも取り上げるのは難しいと思うが、うまく紹介する役割はあるんじゃないかと思う部分もある。
とはいえ、コミュニティの声が大きくなったからこそEsportsが存在するわけで、ユーザーの声を受けて流行っているだろうというものを取り上げたものがJeSUのラインナップなのだろう。Esportsやります、というタイトルは意外なところからも出ている。最近見て衝撃を受けたのはFarming Simulater 2019が参入であった。リーグ解説動画を見て変な笑いが出たものである。
Watch | Farming Simulator League
願わくば、日本でも世界的に大きなタイトルが流行ってほしいものである。それに対するアンテナも伸ばし続けていきたい。