あんかけが書く

かきたいことをかきます。

28つめのすきなもの『ドラえもん』

 幼少期から「マンガ」といえばじいさんの家にあるものだった。なぜかじいさんが大量にマンガを集めていて、家の至るところにマンガが置いてあった。あまりの量に家中のマンガを整理したが、具体的な数はわからなかった。大きめのカラーボックス15コ分ほどと押入れに7割くらいの収納を要した。

 あるものはとりあえず読む人間であるため、幼少期から読むマンガは少し年代がズレている。バトル漫画は幽☆遊☆白書ドラゴンボール、ギャグ漫画ならついでにとんちんかんとハイスクール奇面組だ。あとおぼっちゃまくんあさりちゃんは何に入るのか。

 

 その山でひときわ存在感を放つのが、かの名作「ドラえもん」である。説明不要の有名作品だろう。

 ドラえもん単行本がじいさんの家にはそこそこ揃っていた。小学生の頃は未来の技術に夢を馳せ、わくわくしていた(今となっては実現していそうなものがよくあるが)。少し前に読んでみたが、「もしもボックスでやりたいこと」「石ころぼうしはモーテン星の上位互換ではないのか?」などと浮かんでしまった。余計なことを考える大人になってしまったのだろうか。

 

 中でも特にすきな単行本が2巻。すき過ぎて持ち出してきた。
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 あの学生時代欲しくてたまらなかったアンキパン、「恐竜狩り」などと耳を疑うワードが飛ぶ恐竜ハンター、そして人気の高い「ぼくの生まれた日」が揃っている。この巻の話はどれもおすすめだ。

 ちなみに、すきな話だとスネ夫の無敵砲台とかのび太の重力が横向きになるやつ(名前忘れた)とか天井うらの宇宙戦争とか長編だけどのび太とブリキの迷宮とか。天井うらの宇宙戦争はアニメ版も面白い。

 

 これらのストーリーを形作るのが「ひみつ道具」だ。ひみつ道具はどれも便利(使いみちのわからないものもある)で、「それを使ってこんなことをしよう」とのび太が画策するところからたいてい話は始まる。

 こののび太の発想もまた天才で、いたずら、特にドラえもんから逃げるために使う場面には一瞬で実行に移す度胸もある。こういう遊びの才能を持つキャラクターはかなりすきだ。

 

 総称してしまえばドラえもんの設定、登場キャラクター、ひみつ道具、ストーリー、トーンなどなど、ほとんどがすきなところである。

 未だにじいさんの残したマンガ群を読むが、必ずドラえもんは欠かせない。いつまでもドラえもんを楽しめる少年の心でいたいものである。

 

27つめのすきなもの『コーヒー牛乳』

 普段余裕がある時にはあまり思い浮かばないが、できることが縛られると次から次へと欲が出るものである。

 何を隠そう、ぼくの財布には未だ105円しかない。銀行口座の中はそれなりにあるが、銀行が少し遠いため面倒なのだ。土日にお金を下ろそうと思ってはいる。

 毎週水曜日の夜のおやつタイムも今週は無し。普段なら「とりあえずこれ」で選びがちな甘いものも「どうしてもこれ」が食べたくなる。

 

 先日から頭に残る「これ」がコーヒー牛乳だ。特に雪印のコーヒー牛乳がすき。
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雪印コーヒー | 商品のご案内 | 雪印メグミルク
 100円ちょっとでかなりの量の糖分を補給できるマジックアイテムである。公式サイトに糖分量は書いていなかったため正確にはわからない。

 飲んだ瞬間にコーヒーと牛乳がちらりと顔を出したかと思えば砂糖の甘さがドカドカと流れ込む。朝食のトーストと飲むには少々苦しいが、夜中のスイーツと一緒なら最高だ。

 

 不意に思い出す嗜好品を、ほしいと思ったその時に飲み食いできることが幸せだったと気がついた。

 お金、ほしい。

RAGE(のスマブラ体験会)に行きました

スマブラ新作、待ちきれず

 スマブラ新作を目当てにRAGE行ってきました。以下、思い出。

 

 06:30、ぼくは海浜幕張行きの列車に乗っていた。がらんとした車内、眠そうな人々。一般的な日曜日の朝の風景である。

 今日のイベントを再確認。待ちに待った「RAGE2018SUMMER」だ。

RAGE 2018 Summer | eスポーツ大会「RAGE」特設サイト

 

 今回はShadowverseの大会のグランドファイナルであったり、PUBGMobileのオフライン大会といったスマホゲームのブースが多い。

 その中で唯一、据置型ゲームハードのソフトがブースの中で鎮座している。それが「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」だ。国内初の体験会としてかなり話題となった。

 

 電車を降り、駅を出て歩くと既に会場へ向かう人々が。耳に入る会話は「MkLeoが目の前で即死キメちゃったから…」「リドリーでかすぎ」等とスマブラの話が多い。会場前から世界が違うのだ。

 07:00、入り口前を蛇行する列に並ぶ。前はスマブラ、後ろはスマブラ、さらに前ならスプラのオクト。任天堂愛好家が多い。こんなに数がいるなら出てきてほしい。

 開場までの2時間を過ごすことと、交流を兼ねて前にいた方(Sさん)とスマブラ。部屋に入る時、かなりの数の対戦部屋があった。ちょっとした対戦会である。これはこれで面白い。3DSの野良試合というのは今時無いのではないだろうか。

 

 開場後、列を成して移動。前を見ても後ろを見ても列の切れ目は見えない。

 その後、無事に整理券を獲得。
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 少し待機し、ついに入場。

 イザベルとローウェン、そしてCygamesのゲームではお馴染みのバハムートがお出迎え。イザベル、乳がでかい。
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 そのまま流れるようにしてブース横で待機。目の前には「Event mode .ver」と書かれたあのスマブラが何台も並ぶ。一足先に新作ができる。嬉しいことだ。先ほど対戦したSさんも露骨にテンションが上がっていて面白かった。

 この時、ちょっとしたきっかけで隣にいた方とおしゃべり。スマブラに限らずゲームの話をしていた。人間、すきなものが同じなら縮めるまでもなく距離は近いのだ。

 

 さて、ようやくモニター前。

 キャラ選択画面はいつも通りだが右下にはインクリングとリドリーがいる。今回使用できるキャラは製品版の1/3だが、これだけでもほしい。

 

 2:00タイム制アイテム有4人乱闘を練習と本番で2戦した。タイマンばかりしていたため、久々にプレイするルールだ。単純に乱闘が下手(タイマンがうまいわけでもない)なぼくはそこで終わったが試合で使ったキャラについて記す。

 1戦目 インクリング

  • 空前がディディー
  • 空後が射撃mii
  • ローラーはそこそこ早い
  • 復帰距離は長い
  • ガチで戦うとあんまりインク使わなさそう

 

 2戦目 アイク

  • 発生は全体的に少し早くなった?
  • 技は空上以外モーション大きく変わらず
  • 空上がマルキナのようなモーションへ、バースト力もあって使いやすそう
  • 空Nの後隙が少ない

 このくらいだろうか。乱闘2回ではよくわからなかった。さらに、純粋に楽しみすぎたため、テンションが上がってクソムーブしがちであった。

 

 その後、横のブースでKEN選手、古森霧選手、あばだんご選手といった有名プレイヤーと対戦しようコーナーや乱闘から勝ち上がったプレイヤーのタイマンを見た。

 正直、有名プレイヤーと対戦の会は面白かったが、1vs3は無慈悲すぎると思った。動きがわかっている人にチームアタック無しで組まれれば終わりである。

 ただ、ガチ勢2人に対してサドンデスまで持ち込んで勝ったKEN選手の試合やあばだんご選手が1vs1で相手を圧倒していくのは盛り上がった。

 この企画と交互に進めていたのが乱闘から勝ち上がった方々によるタイマン勝負である。プレイヤーレベルはピンからキリまでだが、熱いバトルはもちろんある。ミュウツーの攻撃を耐えに耐えて重い一撃による勝利を掴むクッパ、早くもインクリングの動きを固めつつあるプレイヤー、そして突然始まるきしゃ選手(クッパ)vsにえとの選手(シーク)のガチ試合。見どころは多い。

 

 

 

 それらそれらの試合を4時間ほど楽しんだ後、Vtuber勢ぞろいシーンやシャドバの試合を眺めた。 
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 シャドバも指定席の設置や実況解説によるわかりやすさでe-sportとしての面を強く出していた。これからの発展が楽しみである。

 

 今回、イベントに行って思ったこと。

 

 みんなゲームが大好きなのだ。

 

 世界中の誰もが、というわけではないが少なくともあの場にいた参加者の面々はそのはずだ。スマブラブースでは誰しも目を輝かせていたし、シャドバの大会も運が絡む場面にはみんなでハラハラしていた。その風景、空気がなんとも心地良かった。

 大会や対戦会も確かにゲームが好きな人間の集まる場所ではあるのだが、どちらかというとガチ勢が集まりがちである。しかし、この会場のプレイヤー層はバラバラであった。次作のスマブラのキャッチコピーを借りるとするなら『全員集合』だ。3DS勢もWiiU勢もエンジョイ勢もガチ勢もいたのだから。

 

 願わくば、新作スマブラでモニタに顔を寄せやんやと乱闘する風景をもう一度見たい。

 

 

新作、待ち遠しいものである。

 

 

26.5つめのすきなもの『音楽とか』

 ぼくは、娯楽を「五感に非日常的な刺激を与える事で対象の心理に良い影響をもたらす」と解釈する。今この文を考えたため具体例を出され反論されても何も返せない。ただ、これは間違いではないと思う。テレビや映画なら視覚と聴覚、スポーツなら視覚と聴覚と触覚、食事なら味覚と嗅覚。こじつけかもしれないが大抵当てはまる。

 

 その中でも聴覚による娯楽一番手軽だというのがぼくの持論だ。

 割合は文献によってまちまちだが、人間の情報量は「視覚>聴覚>嗅覚>触覚>味覚」の順で影響力があると言われている。これを見ながら娯楽について考える。視覚は娯楽に使うにはキャパを割きすぎる(人が得る情報の8〜9割はこれ)、嗅覚と触覚はレベルの高いものを得ようとするとかかるコストは段違い、触覚ならスポーツや性行為等とは縁がない。ならば聴覚の刺激がよいだろう。

 ペンで文字を書こうがガムを噛もうが耳の穴は常にオープンだ。イヤホンなどしなければ音はいくらでも入る。ならばこの持て余した穴で楽しみを作ろうという話である。

 

 聴覚を利用した娯楽はやはり音楽だろう。通学通勤作業中になんとなく聞くのはもちろん、家に帰ってじっくり聴くのも良い。オーディオ機器を揃え最高の環境で聴く方もよくいるが、ぼくはその辺りをあまり気にしていない。かすかに耳をくすぐる高音を聞き漏らすのは惜しいが、多少の犠牲は承知のものだ。

 

 ぼくは理由なく「これいい感じ」と思ったものを聴いている。音楽理論を学んでこの音がどうこうとかコード進行が珍しいとかの理由付けをするのは後回しだ。そもそも少しかじってみたが感覚が掴めず、難しいと挫折した。

 すっぱいぶどうのような話だが、適当な言い訳をつけるなら「料理を美味しく食べるのに調理工程は必要でない」。

 

 元々音ゲーをしていたため、音ゲーのサントラや楽曲提供者のアルバムのものを聴くことが多い。音ゲー以外のいろんなゲームのサントラもよく買って聴く。曲を買う以外ならば、SoundCloudで探すこともある。

 SoundCloudは音声ファイル共有サービスだ。多数の作曲者が登録し、リスナーとしては無料で聞くことができる。作ったアルバムの宣伝も兼ねた投稿がよくあるため、投稿者としては悪くないサービスかもしれない。

 

 少し前は音ゲーの影響を受けたせいで低音鳴り響く曲がお気に入りだった。

 

 こんな感じの。音ゲーしている方はもうおなじみだろう2人の曲。特に後者は8億回は聴いた。「ガオンガオン」と響く低音と早い曲調がぼくの中二心を掴んで離さなかった。

 ここ1年程は、はぼくもおっさんになったのかちょっとこってりしすぎていると思いはじめた。確かにすきではあるけれど少し聞く頻度が下がった。

 

 最近聴いているのがこういう感じの。

 Yunomiさんの曲を挙げる。上2曲は友人に死ぬほど聞かせた。先ほどより明るく爽やかな感じがする。こういう曲の方がほどよく耳に入って聴きやすい。

 

 あとは個人的にいろんな人に聞いてほしいのがこれ。

ちア出マンは天才だと思う。下のリミックスもすき。

 

 こんな感じでいろんな曲が見つかるSoundCloud、ぜひ使ってください。すきな作曲者のアップロードした曲をローテーションするのも良し、次から次へと流れるおすすめ曲を吟味して新しい世界へ旅立つのも良し。

 この世にはいくつの曲があるのか知らないが、自分が「すきだ」と言える曲は全て知っておきたいものである。

 

26つめのすき『二度寝』

 早めに起きて、朝食を取り、洗面を済ませて外へ出る。いつもの朝のルーティンだ。

 しかし、早めに起きる以上、眠いのは当たり前だ。8トンのまぶたと戦いながらぼくをがっしり包む布団君から逃げなければならない。その様子は墓場から這い出るゾンビだろう。

 

 ならば、起きるのが嫌ならどうすれば良いか。寝れば良いのだ。

 

 やはり人間は三大欲求の一つ、睡眠欲には勝てないのだ。少し眠れば若干気持ちは満足する。朝の憂鬱さで電車に飛び込む話があとを立たないということを鑑みれば、二度寝は気持ちよく、爽やかな朝を迎えられるを5分の二度寝は命を救う。

 睡眠時間もそうだ。夜の6時間睡眠と朝の二度寝はどちらも一瞬であるため、実質12時間睡眠が可能となる。寝ることが楽しみと言う人もいるのだから量としては十分のはずだ。さらに、6時間の睡眠の後、この5分の二度寝を3度繰り返す事により、24時間の睡眠ともいえる。朝の15分で休暇ができる。

 

 ぼくはたまに二度寝のために目覚ましを30分早くかけ、5分おきのスヌーズ機能で寝て起きてを繰り返す。結果、5〜6回眠れる。背徳感とスリルがまたほどよい。一度寝坊してしまったが、未だにやめられない。平日はすぐ起きればいいものを、と思うかもしれないが、起きなければならない平日だからこそするのだ。休日はいつまでも寝れば良い。

 

 明日は金曜。さて、起きられるだろうか。