ゲームをすきな人間にはいくつか種族がある。1つゲームを極めるもの、いくつかのジャンルに手を出すもの、片っ端から触れていくもの。
ぼくはどちらかというと片っ端から触れていくものとなる。音ゲーやスマブラ等、長くやっているゲームはあるものの基本的には持っているハードの気になるゲームであれば買ってみる。あくまで気になるゲームのみ、金銭的な問題もあるため、大して数は揃わない。いつかはハードも含めて買い揃えてみたいものである。
レトロゲームのコレクターというと思い浮かぶのがAVGN(Angry Video Game Nerd)である。
Movie Reviews, Video Game Reviews, Original Web Series | Cinemassacre | Cinemassacre Productions
海外の映像クリエイター兼オタクが作成している動画のシリーズである。このAVGNを日本語訳すると「ブチギレゲームオタク」となる。これらのシリーズに登場するロルフ氏のコレクションからいわゆる「クソゲー」をレビューするのが本筋である。
このコレクション、部屋の壁を埋め尽くす勢いで各ハードのソフトが揃っている。8bit、16bit時代のものはもちろん、ATARI2600のソフトも毎度のごとく登場する。まさにコレクターなのだ。
そのコレクションの中の「クソゲー」は無尽蔵である。最初期からならば「ジーキル博士の彷魔が刻」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」そして「ゴーストバスターズ」。後々、「チーターマン」「E.T.」と、どこから入手したかもわからない激レアソフトが出てくる。ぼくもオタクとして一度あの部屋に行ってみたいものである。
肝心のレビュー内容はといえば、酷評も酷評である。クソゲー(主観的に)をプレイしているがゆえのキレっぷりである。その中に生まれる名言も必見である。
ぼくのお気に入りはこれである。
この流れが本当にすき。なんの回かは忘れた。
この発言、ゲームオタクのほとんどが共感できるのではないだろうか。どんなに必死にクリアしたゲームでも最後に得られるものは「ゲームクリア」の文字。しかし、それだけのために熱意を滾らせるのだ。
これらの動画はニコニコ動画で有志が字幕翻訳を上げている。もしよければこちらも使ってほしい。
いつまでもこのようにゲームに怒りながらも熱意は忘れない人間でありたいものである。