あんかけが書く

かきたいことをかきます。

『ベヨネッタ』クリア

 3/20頃に買った『ベヨネッタ』(Switch版)を難易度Normalで一周クリアした。主にTVモードでプロコンを使いつつ、途中からは携帯モードでプレイした。ちまちまとやっていたためクリアまでは10日ほどかかった。

 

 このゲームの存在をいつから知っていたかはわからない。もう少し前にタイトルは何かで聞いていたが、調べたのはmaimaiに収録されていたテーマ曲「Mysterious Destiny」がきっかけだろう。ゆったりとした曲調とは裏腹に、「窓ふき」とも言われる特徴的な譜面。それと背景の眼鏡美人がぼくの目を引いた。調べて「ほーん、魔女が天使をボコるゲームなんか」と思い終わってしまった。

 それから何年か経ち、彼女は再度ぼくの前に現れた。スマブラへの参戦である。【スマブラ3DS・WiiU】ベヨネッタ参戦!! - YouTube

PVはかっこよかった。よくわからないワザを持ってきたうえに任天堂の天使とコラボしてくれたのだ。が、蓋を開けてみれば恐ろしい女だった。火力、即死、機動力…。そのあたりの話はまた別で記事ができそう(多分ある)なため、割愛。

 そしてこの度、「ベヨネッタ」はどんなゲームか知るためにプレイしてみた(単純に春休みの残りが暇というのもあった)。

 

 前置きはこのくらいだろう。ゲームのジャンルは3Dアクションだ。ストーリーは「500年ぶりに目覚めた魔女が記憶を取り戻すためにヨーロッパのある場所へ赴く」というものだ。

 ストーリー演出は映画調。コミカルな掛け合いからシリアスなシーンまでうまく演出されている。これらのムービーも各キャラクターの性格がよく出ており、面白い。ムービーからアクションパートへの切り替えもかなり自然で驚いた。

 随所にセガのゲームのオマージュも見られる。ゲーム好きは少し驚くかもしれない。

 

 アクションはなんとも爽快だ。パンチキックの2ボタンで多彩なコンボ技を出せる上に手足についた4丁拳銃で追撃ができる。コンボの締めには強力な一撃や魔界から悪魔の巨大な手足を出し敵を大きく吹き飛ばす。

 もちろん、敵も黙って殴られるわけではないため攻撃をしてくる。しかし、この攻撃も反撃のチャンスなのだ。ギリギリで避けることで周りの時間の進みが遅くなり、コンボが決めやすくなる。少し難しいが慣れると大人数相手に殴り続けられる。敵の攻撃に対し「避ける」行動がここまで大きな反撃のチャンスになるゲームはあまり無いのではないだろうか。

あんきも on Twitter: "おもしろいゲームや #Bayonetta #ベヨネッタ #NintendoSwitch… "

 

 大技も見逃せないポイントだ。回避などでたまるゲージを消費して放つ拷問器具を使った攻撃のトーチャーアタック、ボス戦のクライマックスの大魔獣召喚など。敵ごとに違う技を使い、どれもド派手に血飛沫を上げる。ゲージをためるまでが少し難しいが狙うだけの価値はある。道中の強い敵に対してトーチャーアタックで締めた時の気持ちよさは格別だ。

 

 ぼくが少ししんどいと思ったのはQTEだ。反応できない間隔の入力時間で「これを押せ!」と出されても押せないものは押せない。

 

 今年中に『3』が控えているこのシリーズ。初代作品としてプレイしてみたがとても面白かった。今月末に『2』を買おうかと考えている。