タイトルを「もの」としてますが恒例として許していただきたい
はじめに聴いたのはいつだったかわからない。めちゃくちゃすきになれる曲を見つけた。多くはない音に乗った声が透き通るように鼓膜に届いて、脳味噌に伝わって意味を持つ言葉がちょっと心を動かしてくれるような曲。
普段はアーティスト単位で曲を聴こうとしないが、すぐさま画面を飛んだ。いろんな声を、メロディを、響きを求めた。彼女の名前はsomunia。
この次に見つけた『Connected World』もまた強烈に心惹かれた。その頃聞いていた速さと激しさのとは対極にありつつ同じくらいテンションを上げてくれる。ジャンルとして聞いたことがなかったわけではないが、ぼくに噛み合う感覚が心地よかった。
ちょうどTwitterもあり、なんとなく眺めることに。記憶を無くしてどこかの部屋にいる女の子。インターネットを通じてこちらを勉強している。最近はこちらの世界に出てこられたようだ。
- new movie -
— somunia (@she_is_wired) 2020年12月14日
#05 sing in your world https://t.co/3sTKRT9yDi
やっと、皆さんの住んでいるところに来ることができました。広い場所で歌うのが夢だったので、皆さんへ感謝の気持ちを込めて一人きりのライブをしました。10分ほどのミニライブです、是非聞いてください。 pic.twitter.com/auaj3zxxIs
ぼくは曲をメインに摂取しているため、彼女のキャラクターで語れることはあまりない。Youtubeの短い動画や断片的なPVから考察するところの方が多かったりする。歌詞にも小さな物語がいて、情報を何度か聴きつつ少しずつ反芻するように楽しんだり。それはそれとして土曜の夜に本を読みながら流していたい雰囲気でもある。
1年弱前に配信を見ていたことはある。本人はたまに出る程度で曲を聴きつつイラストを視聴者みんなで見よう、というものだった。閉鎖的空間で生まれる謎のミームが独特のの雰囲気を作っており。楽しかった。
部屋から飛び出した彼女がこれから何をしてくれるかは楽しみだが、期待しながら待つことにする。
メインで摂取する曲でいくらかYoutubeのものを紹介して締めにしておく。
twinkle night feat.somunia - nyankobrq & yaca
再生数ならこれが一番だったと思う。一生聞きたい。
ある夏を繰り返すちょっと切ない女の子。別アルバムに「君」の話のあるアレンジもあったりする。
寝る前に聴きたい曲。声に切なさが詰まっているのが良い。0と1、君と僕。
聴き続けている。誰かに知ってもらいたい。どれか一つでも再生ボタンを押してくれたら嬉しい。