あんかけが書く

かきたいことをかきます。

ゲームについて思うこと 13 『ゲーマーたち』

 いろいろあって、ゲームで何かしたい人、何かしている人と話す機会が増えた。皆さん特色のある(いい意味で)方ばかりで、これからどんなイベントが開かれるのか楽しみだ。自分が首を突っ込んで聞いた事を話のネタにしてしまうのもどうかと思うが、機密情報は漏らしていないのでセーフにする。

 

 このブログに何度も名前を挙げるEsportsの流行と共にイベント運営の団体や企業もよく名前を見るようになった。実際にイベントも面白いものが多く、遊びに行ってはやんやとはしゃいでいる。もちろん参加者側であったり、岐阜スマのように運営手伝いだったりする。

 告知の場所や会場によってはブレるが、大会対戦会を除いたゲームのイベントに多い客層はゲームをやったことがある人が中心になる。事前知識があるからこそ今のゲームを見たくなる。「プロが来ます!」と銘打ったなら昔遊んだゲームが極まるとどうなるか見たくなるかもしれない。ぼくはゲームをやってしまった人間であるため、ゲームをやっていない人がイベントに来る理由を想像するのは難しい。「最近テレビでそういう文字列を見た」「近くにハマってる人がいる」「誰かに誘われて」とかだろうか。

 こういうイベントの前に出るのは有名プレイヤーだったりプロと呼ばれる人が多い。実力は折り紙付き、大会なりで前に出ることも慣れている。他でも呼ばれるなら行いもいい人なんだろう。実際、よく見る人はオタク的にも好感のもてる人が多い。

 

 逆にプレイヤーとしてのぼくから見た周りの人間の普段の行いを覗いてみる。いつも見るゲーマーは友人と配信をいくらか程度。あとはオフ対戦会で見る方々くらい。

 オフではすぐ隣に人がいることもあり、「外用の雰囲気」でやることが多い。引かれても困る。配信では目立つ発言は無いのだが、ぽつりとアレな言葉も出る。いろいろ回っていると結構いるものである。そういう場面が切り抜かれ、SNSに出回ると炎上になる。適当なゲーム界隈にいると2か月に1回くらい見る。便利になった世の中故の事故である。

 一番アレなものが身内である。ぼくの環境がスラム街並みの民度であったのが悪い。煽り上等、舐めプは日常、負ければ絶叫勝っても絶叫、ハタから見れば動物園。動くキャラは大体こうなる。

じごくだった。ぼくもその一員であるが。よく考えると今も大して変わっていない。もちろん、それが楽しいのでやっているが。

 

 そのうちイベント関係者はそんな人たちを相手に企画するわけだ。ゲームオタクでそのタイトルに知識が豊富で不思議な文化のある人がゲーマーだ。ぼくも含めたゲーマーをなんとかするのは難しい。外部向けでもある大会にちょっとよろしくない名前で出たり、優勝したと思ったら問題行動を起こした(起こしていた)りすることもある。ゲーマーで、きちんとコミュニティを理解していなければ解決は難しそうなところである。

 これから各団体はライト層向けのイベントから本格的なEsportsイベントに移行していくとみられる。その時、最も視線を送るゲーマーに対してどう歩み寄っていくのか。近頃はそんなことを考えている。

 

 これからが楽しみだ。