あんかけが書く

かきたいことをかきます。

Too(友人)の話

 なんとなくこんな募集をした。

 

 

 そして第1回はこちら。

 

 「自分の話しろ」という言葉を他の返信が来るより早くするとかどういう精神の太さだよ。とは言え、「来るもの拒まず」がモットーのぼくはこれを書くことにした。

 

 まずは「Too」なる人間とぼくの関係から書くべきだろう。

 学校の同学年、たまたま同じ部活にいたオタクで適当に喋っているうちに、気がついたら関東の大学に行っていた。ぼくが関東に行った頃にはすっかり「Twitterと身内でイキる大学生オタク」になっていた。わりかし関東でも遠くに住んでいたため、特に会う頻度は高くなかった。

 ぼくが引っ越してからは「酒が飲めて意識高いゲームの話ができてスマブラの相手になるがTwitterと身内でイキっている大学生オタク」となり、ぼくの最寄り駅まで足繁く通わせた。何度かメンタルや環境が地獄の時に話をして以来、今の関係に落ち着く。お互いの住処に行ってモノを食いつつやたら酒を飲むことを繰り返している。ついでに書くとイナズマイレブンの五条さんにめちゃくちゃ似ている。もっと言うと会うたびに太っている。

 

 Tooとのエピソードで何より先に思い浮かぶのはこれしかない。出会ってちょっとしたくらいの時。ぼくと友人が「わりとゲームすきだよ」(和気藹々)とお喋りしているところに割り込んで発してきたこの言葉。

「でもお前が好きなゲームとかってお前が知ってる範疇のものでしか無いじゃん」

 これがずーっと忘れられない。呪いの一種だと思う。人に対して言う言葉ではない。動物園でゴリラを見ている子供に向かって「でもお前ジャングル行ったことないじゃん」的な。正論ではあるけれど、そこまで面白くない言葉言える奴が世界にいると思えなかった。

 こういうこともあったので、卒業式に顔を見せに来た(もうぼくの母校にはいなかった)時は「何来てやがんださっさと出てけ馬鹿野郎」と返してやった。後から考えてちょっと言いすぎたと反省したが、こうして文章にしていると妥当な返答だと思う。反省は取り消す。

 

 むしろ2人で会うのは関東に出てからの方が増えた。酒は飲むし肉は焼くしピザは焼くし対戦会は巻き込む。そう、月1でTooを呼びつけて酒を飲んでいる。大体はぼくの近況(地獄)報告となる。開始の合図は大体こう。

ぼく「酒」

Too「はい」

かわいそう。とはいえ、これで一度モヤモヤの詰まったぼくを「それが人間やぞ」となんとかさせた実力はある。酒を飲むこととうんちをかけられるのがうまいことは評価するべきである。みんなもTooにうんちをかけよう。

 

  この文章を書きながらも11月にはTooを呼んで共にあれこれする予定になっている。おそらく、アルコールも摂取する。12月はどうだろう。どうせ顔を赤くしてガバガバとビールを飲んでいると思う。オタクはオタクと酒を飲む。どっちかが飽きるまではそうして遊んでいたいものである。