あんかけが書く

かきたいことをかきます。

成人式に行ってない話

 こんにちは。あんかけです。

 ↑この一文を着手してこれ以下も書いたのは12月上旬です。が、唐突に思い出して書きたくなったので書きます。タイトルの通り、成人式に行ってない話です。

 

 現代日本の儀式、とでも呼べる成人式で何をするのかよく知らない。成人前はもちろん、成人してからも友人の話づてでしか聞いたことがないので知らない。情報を総動員すると、どうやら「偉いおっさんの話を聞いて小中学生時代の友人に会い、酒を飲んで飯を食いに行く」らしい。この辺りは成人前でもなんとなく予想できる内容だった。

 

 18の頃から成人式について思うことはあったが、その頃から成人式に行く気は全くなかった。成人式の日に成人していないおかげでタダ酒が飲めるわけでもないし、そこまで当時の同級生に会いたいかというと会いたくはないし。そこまで人と仲が良くもなく、良い思い出もなく。小中のぼくは地味マン特有の「知り合い以上友達未満が多いやつ」である。そういう人間が一人でよくわからない集まりに行ったとて、いたたまれなくなるだけだ。関係の薄い人間の顔を見てもそこまで面白くはないし。

 周りの奴より立派になって見返した、なんてのは大体幻想で、何かで見返せるほどまであなたは努力したの?という話になる。そもそも、その努力ができる奴は成人式に悩まずに行ける人間の方が多い。

 

 成人式前、ぼくが友人に「成人式行く気ないんだけど」という話をすると「さすがにやばい」「成人の日に成人式しないなら日本から出ろ」などとありがたい意見が授けられた。式にはスーツか袴か、と呑気に話す親戚に「行く気がない」と伝えると、「え?」と言って数秒フリーズした。世の中の意見はそういうものだ。連休明けに友人に聞いたところ、行っていない人間はいなかった。社会的の標準はそういうものらしい。

 結局、ちょっと悩みはしたものの、行かないことにした。三連休前には同中の人に「あんかけは死んだと言ってくれ」と適当に頼み、前日は朝に起きる気が無い時間までゲームしていた。土日を満喫し、成人の日に成人式へ行かず何をしていたかというとゲーセンでDDRして、適当に帰って後輩とゲームしていた。DDRはあの頃が一番上手かったと思う。そして20になった。おめでとう。

 

 この記事は成人式前に投稿するつもりである。これを読む新成人の皆さん、おめでとう。そして成人式にそんなにモチベがない皆さん、行かなくていいと思うよ。悩まない人は思うように動けばいいと思う。

 新成人じゃないみなさん。三連休の最後の日は有意義に過ごそうね。

 成人式に行かなかったことで困ることは今のところない。よく言われる「成人式行った?」トークが出たときは「面倒で行ってないです」で通した。事実を述べるだけなのでなんの問題もない。そして、行かずに良かった事も特にない。

 重要なのは「一月の第二月曜日、楽しいと思える手段で過ごした」ことだと思う。ぼくはDDRが少し上達して満足感を得たし、いつものように後輩と馬鹿騒ぎして楽しかった。旧友に会えて楽しかったのならそれも良い。嫌な奴を視界に入れて最悪な気分になるよりも、行かずに微妙な気持ちでいるよりも、良い気持ちでいられるのはどちらか考えるべきだと思う。

 

 最後に、ぼくがすきな*1もこう先生の動画を貼っておく。


俺が成人式に行かなかった理由。


成人式に「行かなかった」君へ。


新成人へ

 

 では。

*1:厨ポケ狩り講座全部3周分履修した